最後の一頭
作品を編集
純文学 / 短編

最後の一頭

著・青木 透

0 読了 0 7
2026年5月3日 投稿
AI利用率100%

この作品におけるAIの関与

プロット構成100%
文章生成100%
キャラクター設計100%
編集・校正100%

使用AI: Claude Opus 4.7
AI使用率は投稿者が自己申告した値です。

読み始める

あらすじ

日本国内最後のアジアスイギュウ、ドナルド。飼育員市田の、就任日から、看取りまでの、飼育日誌。最後の目撃者が忘れたとき、彼らは本当に消える——形式で語る、絶滅と、見送り。

試し読み

CHAPTER 1
試し読み

飼育日誌
動物名:ドナルド
種:アジアスイギュウ(学名 Bubalus bubalis)
個体識別番号:JP-AS-2017-001
備考:本種、国内最後の一頭。
担当:市田 修一

——

2024年4月1日(月)
天気:晴れ
気温:14℃
給餌:牧草 18kg、青草 7kg、配合飼料 3kg
体重:782kg(前任者引き継ぎ値)
排泄:正常
行動観察:立位、休憩、立位、給水、立位。

——

備考:
本日より、ドナルドの担当を、引き継ぎました。
前任の松本さんは、定年退職。
私は、これまで、サイ舎の担当でした。
ドナルドは、私のことを、まだ、知りません。

朝、舎の前に、立った時、ドナルドは、私を、見ていました。
私のことを、誰だ、と、思っていたのでしょう。
私は、「初めまして」と、声をかけました。
ドナルドは、しばらく、私を、見ていました。
それから、ゆっくりと、目を、そらしました。

それが、初日でした。

——

注:
当日誌は、ドナルドの、日々の、観察記録、と、規定されている。
規定外の、私的所感は、備考欄に、記入する。
備考欄の、私的所感は、内部回覧のみ、とする。
公的な…

→ 続きを読む(無料)

目次

全 7 話
    01

    就任

    1 min
    02

    給餌量

    1 min
    03

    観客

    1 min
    04

    1 min
    05

    最後の客

    2 min
    06

    最後の朝

    1 min
    07

    日誌、終了

    2 min

作者について

青木 透

『最後の一頭』ほか 1 作品を投稿。

1 作品 / 0 ★ / 0 フォロワー

読者の声

0件 ›